立命館大学新聞社
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立命館と京都府が包括協定締結 デザイン・アートを軸に連携

学校法人立命館と京都府は2月24日、「文化芸術振興」や「人材育成」などの分野で連携・協力する包括協定を結んだ。4月にデザイン・アート学部、デザイン・アート学研究科が設置されることを機に締結に至った。府と学校法人との協定は同志社に続いて2例目。

包括協定を結んだ京都府の西脇隆俊知事(右)と学校法人立命館の森島朋三理事長=2月24日、京都市上京区、広報課提供

本学と府は2014年にも同様の協定を締結したが、当時は「大学」単位の締結だった。今回の協定では連携の主体を「学校法人」へと範囲を拡大。これまで含まれなかった付属校と立命館アジア太平洋大(APU)も新たに連携対象に加わった。

立命館は、デザイン・アート分野の知見と一貫教育の強みを基盤に、地域社会の価値創出と持続可能な社会づくりへの貢献を一層強化すると宣言。

デザイン・アート分野を中心とした今後の取り組みとして、府域全体を教育・研究・社会連携の実践の場として位置づけることを挙げ、府内の文化施設や地域資源と連携し、実践的な教育・研究を進めるという。

また、一貫教育において、STEAM教育=①=やアントレプレナーシップ(起業家精神)教育を軸に連携を拡充することを掲げた。今後はAPUの多文化環境と国際学生の特性を生かした取り組みなど、連携可能性を検討していくとしている。

STEAM教育 科学(Science)▽技術(Technology)▽工学(Engineering)▽芸術・リベラルアーツ(Arts)▽数学(Mathematics)――の5つの分野を対象とした統合的・創造的な教育。立命館では、学生・生徒の探究力や創造性を高め、イノベーション人材・創発性人材の育成を目指す中で、活用を進めている。

森島朋三理事長は「本協定を第一歩とし、地域とともに新しい文化価値を創出してまいります」とコメントした。

(金井)