ミールシステム改定 未使用分返金制度廃止など 来年度から
学内で食堂などを運営する立命館生活協同組合は来年度から「ミールシステム」を改定する。対象商品の拡充、料金プラン体系の改定のほか、未使用分返金制度の廃止などが主な内容だ。
ミールシステムとは「食の年間定期券」とも形容され、事前に年間分の支払いを済ます代わりに、支払額よりお得に設定されている利用最大金額分を使えばその差額分、得できるシステム。
生協はミールの対象商品を拡充する。これまで対象外であった生協のコンビニで販売されている一般メーカーのおにぎりや弁当、サンドイッチなどが新たに加わる。
一方、今年度では「650円プラン・1300円プラン・1500円プラン」であった料金体系は、来年度から「700円プラン・1400円プラン・1800円プラン」の各プランへと引き上げられる。立命館生協の佐藤由紀常務理事は料金改定の理由について「物価高の影響による環境変化」を挙げた上で「健康的な食生活を送ってもらう『組み合わせ提案』を背景にした価格設定で食生活支援をさらに推進するため」と説明する。
また、各プランに設定されている最大利用金額分使用した場合の最大での割引率も今年度は各プランで平均して約20%だったものが、来年度からは約15〜16%へ減少する。その理由について佐藤常務理事は「ミールの対象商品を広げることで利便性が向上し、使い切ってもらえる可能性が高いため」とコメントした。
未使用分返金制度の廃止について「以前は返金制度がなかった年度もあり、経営上の都合ではない」とした上で、意図について「(利用者に)このシステムを使い切って毎日食べる習慣をつけてほしい」と説明。「(生協側は)対象商品の範囲を拡大した。改めて本来の趣旨を理解して利用してもらいたい」と利用者に理解を求めた。
なお、来年度から開始されるミールシステムには「解約希望の場合の手続きルールは定めている」という。その上で佐藤常務理事は「やむを得ない事情の場合は仕方がないが、ミールシステムを上手に使って大学生活を送ってもらえたら」と語った。
来年度から開始されるミールシステムには「解約して一定の条件を満たせば一部お金が返金されるルールがある」という。その上で佐藤常務理事は「申し込んだが使い切れそうもないということであれば手続きをいただけたら良いと思う」と語る。
また、今後の制度変更については「来年度のご利用状況を踏まえて検討していく」とコメントした。
細かな解約や返金対応のルールは、ミール定期マネー利用細則(定期型)に掲載してある。
(金井)