収支報告書3300万食い違い 立命館大学学友会 22年度以降
立命館大学の全学生から会費を徴収して運営される学友会が公表した2022年度以降の収支報告書で、繰越金の金額に約3300万円の食い違いが生じていることがわかった。差額が生じた原因や、食い違い分の使途は不明。
学友会は前年度に生じた余剰金を繰り越して次年度の財源としている。22年度から24年度までの3年分の収支報告書を調べたところ、複数年度にわたって繰越金による収入欄に前年度の繰越金より少ない額を記載していた。
学友会は、学部生から徴収される「学友会費」と、新入生歓迎企画や学園祭で得られた企業による協賛金「外部収入」を分けて運用している。
収支報告書では、余剰金をそれぞれ「繰越金(会費)」「繰越金(外部収入)」の名目で次年度に繰り越す形を取っていた。
本紙は、会費収入・外部収入・過年度繰越金で構成される収入額から執行額を差し引き、生じた余剰金を算出。次年度に「過年度繰越金」として収入した額と余剰金の額を比較すると、会費で3261万9032円分、外部収入で134万7895円分、食い違っていた。
会費では、21年度の余剰金1億6556万2300円に対し、22年度は1億6551万7457円(4万4843円減)を過年度繰越金として記載。23年度は1億2772万7114円だったが、24年度は9515万2925円(3257万4189円減)とした。
外部収入では、22年度の余剰金507万4966円に対し、23年度は164万8245円(342万6721円減)を過年度繰越金として記載し、23年度の余剰金を244万9652円としたが、24年度の過年度繰越金は452万8478円(207万8826円増)となった。
学友会中央事務局の大石祥子・財務部長は「収支は大学のシステム上の数字を基にしているため、学生オフィスと協議を行い、解決に努める」と説明した。
(小林)